記録と記憶。日常の中の「分かる」を「できる」にすること
おはようございます(^^)八王子ケンジです。今日は、『記録と記憶。日常の中の「分かる」を「できる」にすること』という投稿をします。
あなたは、記録と記憶をうまく使いこなしていますか?
記録と記憶をうまく使いこなすことが、日常において大事なことになります。
以前、僕が受けた樺沢紫苑先生のセミナーで、先生がこのようなことを言っていました。
『今の時代、大事なのは記憶よりも記録。いかに記録をうまく使いこなすかが、人生をよりよくするための鍵です。』
これは、情報が錯綜する現代においては、必要不可欠な考え方であると、僕は考えています。
記憶と記録の違いは?
本来、記憶と記録の違いをここで明確に定義すること事態がおこがましいことなんですけど、今回の記事においての「記憶」というのは、必要な情報を脳の中にインプットすること、とします。
そして、記録は、「情報を匠に使い分けること」と定義します。
記録(きろく)は英語でrecord。
記憶(きおく)は英語でmemory。
この2つを必要に応じて使うことが、人生の荒波を乗り越える上で重要なことになります。
違いを簡単に説明すると、例えばあなたが好きな異性とデートするとします。
そのときに、事前に行きたい店をリサーチする。
そして、デート当日にその記憶(きおく)通りの工程でデートをする。
これがまさに記憶を駆使した方法です。
でも、計画通りにいかないのが人生というものです。
例えば、あなたが前日に計画していた店が全部その日に限って休業日だったとします。
そこでもし、あなたが記憶(きおく)だけを頼りにデートに臨んでいたとしたらどうなるでしょうか?
そこで相手の異性には嫌われてしまうかもしれませんね。
臨機応変といってもいいかもしれません。
記憶だけに頼ると、どうしても足りない部分が保管しきれなくなります。
だから、記憶だけに頼るのではなくて、記録(きろく)も駆使することが重要なんです。
例えば、改めてデートの例で例えると、翌日にいくデートの計画をしっかりと立てたとします。
でも、急なトラブルに見舞われて、その計画が水の泡になるかもしれない。
そのときに備えて、デートする場所付近のお店の情報をスマホにピックアップしておく。
具体的に、計画がオジャンになったとしても、すぐに別の工程を作り出せるように準備をしておく。
つまり、記録(きろく)というのはある種、「準備」と言いかえることができるかもしれません。
この記録と記憶をうまく使いこなすことで、僕達は人生を前進することができます。
「分かる」と「できる」の違い
若干話しが変わりますが、「分かる」(understand)と「できる」(can)の間には大きな違いがあります。
いくら、「分かったつもり」になっていても、「できる」段階になっていないと、現実レベルで行動をすることができません。
数学の問題で、いくら数式をすべて覚えて「分かる」状態になっていても、その数式を用いて答えを導き出す「できる」の段階になっていないと、テストで丸をもらうことができます。
「分かる」の段階ではなくて「できる」の段階を常に意識することが、何事においても重要です。
そして、それは記録と記憶に共通する部分があります。
頭の中に「記憶」して「わかったつもり」になっていても、必要な情報だけを「記録」して「実践できる」状態になっていなければ現実を変えることはできません。
「記録」を活用して「できる」状態になること
記録と記憶。
どちらのほうがいいということはありません。
どっちも重要。
でも、記憶して「わかったつもり」になってしまうのが一番危険です。
なぜなら行動が伴わないから。
僕自身、以前は恋愛マニュアルを読んで、女性をお付き合いしようとしていました。
本を読み漁って女性の気持ちをしろうと思っていたのですが、全く女性とお付き合いすることができませんでした。
それはまさに「記憶」を頼りにしてわかったつもりになろうとしていたことが原因です。
対して、必要な情報だけを簡単にメモして、駆使する。そして、女性との会話のときにそのメモを使う。
記録して実践する段階になってから人間関係が大きく変わってきました。
繰り返しますが、記録と記憶、どっちが重要ということはありませんが、もしあなたが「記憶」を駆使して、わかったつもりになってしまって、なかなか前進できていないのであれば、大事なことはまず。
「記録」を駆使して「できる」状態になること。
これが最も重要なことなんです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。感想、ご質問等がございましたら、お気軽にコメントをどうぞ(^^)
また、こちらの記事では、「できる」状態になるための「行動」について書いています。
こちらも参考にしてください。