ホメオスタシスとコンフォートゾーンを乗り越えて習慣レベルで変わる
おはようございます(^^)八王子ケンジです。今日は、『ホメオスタシスに気をつけよう』という投稿をします。
あなたは、ホメオスタシスに捕まっていませんか?
人間にはホメオスタシスという機能が備わっています。
そのホメオスタシスを認識して、乗り越えることが、人生の質を高める上で大事なことなんです。
ホメオスタシスとは?
ホメオスタシスとは、医学でもよく使われる言葉ですが、このブログにおいては、「コーチング」の観念から書かせてもらいます。
ホメオスタシスは「恒常性機能」のことです。
つまり、人間の中に備わっている、「元いた場所にとどまろうとする習慣」のことを言います。
そのホメオスタシスが人生の質を高める上で重要なことになります。
ホメオスタシスはどんなときに起こる?
顕著なのは、「今までと違うことをしようとしたとき」です。
例えば、朝起きて、歯を磨いてご飯を食べて、着替えて出社する。
いつもどおりの仕事をこなして夜に帰社。
家についてご飯を食べて、寝て、またいつもの日常の繰り返し。
こうした、普段と同じ日常の流れをコーチング用語では、「コンフォートゾーン」と言います。
このコンフォートゾーン内でいくら努力をしても「自分を変える」のは難しいものです。
僕自身、そうでした。
同じ日常の中でしか生きれない自分が嫌で、自己啓発本を読んで、自分を変えようとしてました。
でも、全く変わり映えのしない日常が続くだけでした。
毎日の流れの中に、「本を読む」という習慣を加えたからって人間は変わりません。
そんなに簡単に自分を変えることはできないんです。
その当時の僕もそうでしたが、
「こんなに努力をしているのに、なぜ結果が出ないんだ?なぜ自分は変わらないんだ?」
と思うことがあると思います。
それは変わらないんじゃなくて、
変わらないのは変えたくないから
なんです。
同じ日常の中で過ごしていて、「変わるはずだ。」と思っていても変わるはずがありません。
結局、自分が変わらないのは、努力が足りないとかそれだけの問題なんじゃなくて、
「変わりたくない。」
という思いがどこかにあるからなんです。
つまり、
コンフォートゾーンを抜け出さないと変わらない
ということです。
大事なのは、ホメオスタシス(Homeostasis)を乗り切ることです。
なにか新しい行動をしようとしたとき、心は必ず抵抗します。
「やめた方がいいんじゃないか?」
「そんなことする必要あるの?」
「それより家でゲームやったほうがいいよ。」
ホメオスタシスを抜け出して、コンフォートゾーンの外に行動を広げようと思うと、必ずそうした「心の抵抗」が起こります。
それは誰にでも経験があることなんじゃないかと思います。
では、そのホメオスタシスを抜け出すためには、何が必要なのでしょうか?
習慣がすべてを変える
結局、「自分を変える」ためには習慣を変えるしかないんです。
つまり、いっぺんに自分を変えようと思っても、そんな簡単には変わりません。
人生2~30年以上かけて築けれてきたあなたの「心」を変えるのに、一瞬の出来事や勇気で変わるはずがないんです。
「少しずつ」
変えていくしかないんです。
例えば、あなたが人前に出て話すのが苦手なのであれば、いきなり大舞台を経験するのではなくて、少しずつ話す。
最初は、身近な人に話す習慣をつける。
それが、ホメオスタシスを変える唯一の手立てなんです。
文章を書くのが苦手なら、いきなり1000文字とか、3000文字とか書こうとするのではなくて、まずは、100文字からとかでもいいので始める。
そして、続ける。
ホメオスタシスから抜け出して、コンフォートゾーンの外に出るためには、「習慣」を変える努力が必要なんです。
ホメオスタシスとコンフォートゾーンまとめ
結局、そんなふうにして、ホメオスタシスにとらわれないようにして、少しずつ、習慣レベルで人生を変えていくしかないんです。
ホメオスタシス(Homeostasis)とは恒常性機能のこと。
つまり、あなた自身がそこにとどまろうと選択しているんです。
だから、そのホメオスタシスを抜け出して、今までの日常から抜け出すこと(コンフォートゾーンの外)を目指すのであれば、習慣(habit)を変えて、徐々に自分を変えていくしかないんです。
まずは、ホメオスタシスに自分で気づくことから始めましょう。
そこが人生を変えるきっかけになります。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。感想、ご質問等がございましたら、お気軽にコメントをどうぞ(^^)