聴き方のポイント
今回はコミュニケーションの方法について書いていきます。
人とのコミュニケーションというのは本当に難しいものですね。
僕自身、コミュニケーションが上手く取れなくていつもアタマを悩ませていました。
だから、人間関係の構築がうまくできなくて、いつもしょぼくれていました。
あなたがもし、人との人間関係をうまく構築できずに悩んでいるのであれば、大事なのは「聴くこと」です。
人は自分の話を聴いてくれる相手に好感を持ちます。
もちろん、人によって感性は違うので、
「絶対にそう。」
と言い切ることはできませんが、「自分の話」しかしない人よりも、ちゃんと「相手の話を親身になって聴いてくれる人」の方が好感を持てます。
ただし、その「聴くこと」においても気をつけないとならないことが3点あります。
相手の話を聴く上で注意しないとならない3点
ここから、その相手の話を聴く上で注意しないとならない3点について解説します。
ちなみに、余談ですが、「聴く」という感じには相手の話を意識的に「きく」という意味が含まれています。
この場合、「聞く」という感じを使ってしまうと、自然に聞こえてくる声や音を「きく」という意味になってしまいます。
言うなれば、「無意識にきく」という意味になってしまいます。
また、「訊く」という感じには相手に質問する、尋ねるという意味での「きく」という意味になります。
コミュニケーションにおいては「聴く」という意識が大切です。
その上で、相手の話を聴く上で注意しないとならない3点について解説します。
質問を織り交ぜること
人との会話において、質問を織り交ぜることは非常に大切です。
なぜなら、いくら「聴く」ことが大事だとはいえ、ずっと相手に話させてばかりいては、相手は負担に感じてしまいます。
例えば、10分間、人と会話をしたとします。その間、あなたは一切話さずにただ、相手の話をじっと聴いているだけ。
それで相手は「楽しい」と思い続けることができるでしょうか?
まず無理だと思います。
10分間も一方的に話していると、話しが詰まってしまって「楽しい」と感じることはなくなります。
適度に質問を織り交ぜることで、『相手の話を引き出すこと』がとても重要なんです。
相槌を打つこと
これもとても重要なことです。
質問と同様に、相手が一生懸命話してくれているのに、あなたが何もリアクションせずにいると、相手は、
「この人、私と話していても楽しくないのかな?」
と思われてしまいます。
そうならないように。
きちんと、相手の話に適度に「相槌」を入れて相手が話しやすい環境を整えてあげることが大切です。
その相づちが会話をスムーズに進める潤滑油になります。
質問ばかりに意識を向けない
そして、「質問ばかりに意識を向けない」ことも非常に大切なことです。
さきほど書いた「質問を織り交ぜること」と矛盾しているようですが、実はこれがすごく大切なことなんです。
というのは、繰り返しますが、会話において重要なことは
「相手の話を聴くこと」
です。
「質問をすることが大切。」と先ほどは書きましたが、そればかりに意識が向いてしまうのもあまりよくない。
あなたが、会話において質問をしようとばかり考えていると、相手の話を聴くのが蔑ろ(ないがしろ)になってしまいます。
そして、それは相手には伝わります。つまり、
「この人、私の話を聴いてないで、なんか別のことずっと考えてるな・・・。」
というように思われてしまうんです。
つまり、質問ばかりしようとしていると相手に、「ちゃんと話を聴いていない」という印象を与えてしまうんです。
だからこそ、質問も大事なんですけど、とにかく忘れてはならないのは、
『相手の話を聴いてあげる意識』なんです。
聴き方のポイントまとめ
コミュニケーションにおいて、相手の話を聴くことはとても重要なことです。
でも、聴き方を間違えると、コミュニケーションが円滑に進まないどころか、人間関係を悪化させてしまう自体を招いてしまいます。
- 質問を適度の織り交ぜること
- 相づちをちゃんと打つこと
- 質問ばかりを意識しないこと
この3つのポイントを意識するだけでコミュニケーションの質が大きく変わります。
ぜひ意識してみてください。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。