イライラを抑える
メモで書いたものをそのままコピペしたものなので、言葉の使い方が途中で変わったりしてるけど、ちょっと思ったことを転載。
イライラを抑える方法。
大前提として、インプットは高める作業、アウトプットは戻す作業、ということを覚えておかなければならない。
インプットで思想とモチベーションを高める。
「ようし!お客様のために頑張ろう!」
でもアウトプット中、つまり、本番になるとうまくいことがある。
インプット中にある程度できていたイメージも、現実ではそうもいかない。
思いもしない事態、予想外の事態に心が揺れる。
インプット中に高めた思想、モチベーションのゴールには数えきれないほどの思いもしない事態、予想外の事態があり、そのたびに、インプット中に高めたバロメーターは下がっていく。
それが表面ではイライラや自分をさげすむ形となって現れる。
こうして、アウトプット終了時にはインプット中に高めた思想やモチベーションはどこへやら。
イライラして、「今日も疲れたー。」で終わる。
アウトプット中にモチベーションを高めようとしたら、なおさらバロメーターはとんでもない歪みを起こして上がり下がりを繰り返す。
つまり、アウトプット中に重要なことは、モチベーションや思想を高めることではなくて、インプット中に高めたモチベーションや思想の状態をキープすること、予想外の事態に下がるバロメーターを元の状態に戻すこと。
もっと砕けていうならば、どんな事態が起きても、イライラせずに、あるがままに受け止めて元の状態に戻すことが重要なのである。
ある本での実験で、一般人と、お坊さんが、静寂の中一緒にいる環境を用意した。その中で子供がワイワイガヤガヤと音を立てた時の心理はどうなるのか、というのがあった。
結果は一般人よりもお坊さんの方が、心の乱れが大きかった。つまり一般人よりもイライラしていた。
しかし、違っていたのは、一般人は、そのイライラをずっと引きずっていたのに対して、お坊さんは最初に大きく心が乱れたものの、早い時間で元の心の状態に戻していた。
この実験からわかるように、イライラしたり、心を乱したりするのは誰にでもあること。
大事なのは、それを変にゆがめて引きずらないよう、自分の心を元に戻すことなのだ。
と、言葉にするのは簡単だが、実践するのは、非常に難しい。ヒジョーに難しい。
その本の中では、自分の手首に輪ゴムを巻いて、心が乱れた時にゴムを引っ張って放し、手首に当てれば、その合図で心を元に戻すことができる、と言っていたが、
「手首に輪ゴムを巻けない環境にある人はどうすればいいんだよ!」
となる。
そこで私が考えたのはいたってシンプル。
「受け止めて吐き出す。」
これだけ。
もう少し詳しく言うと、
一番の問題なのは、予想外の事象が起こったときに、それを受け止めようとせず、イライラや、自分をさげすむことで、自己を正当化して、事象のせいにすることでバロメーターを下げていること。
だから第一に必要なのは「事象をあるがままに受け止める」こと。
例えば、すっごい忙しいときに、お客様がサイズを言わずに商品名だけ告げてきた、というとき
可能であれば、そのことを言葉にする。
「お客様がサイズを言わなかった。」
言葉にできなければ、頭の中でその言葉を並べる。
そうすることによって、事実だけを俯瞰して受け止めることができる。
そして直後に深呼吸をして、息を吐くときに、その言葉を外に吐き出すイメージングをする。
すると不思議なことに、イライラや軽減される。
「すっ」と消えてしまう。
これは、事実を感情でゆがめずに、あるがまま俯瞰して、見つめなおせているからだと思う。
そして、それを吐き出すイメージをもつことで、気持ちの乱れを軽減することができる。
これでだいぶ、事象に対する心の乱れを抑えることができる。
まとめると、
心を乱す事象が起こったとき
- 事実を口や頭で言葉にする
- 深呼吸の吐くときにその言葉を吐き出すイメージ
そうすることで、心のバロメーターを戻すことができる。
しかし、それでは追いつかないくらい、大きく心が乱れることがある(バロメーターがガクンと下がる)。
その時の最終手段は「笑う」こと。
- 事実を口や頭で言葉にする
- 深呼吸の吐くときにその言葉を吐き出すイメージ
- 吐いた後その言葉で笑ってみる
そうすると、だいぶバロメーターを戻すことができる。
事象によって生まれた負の感情。事象を言葉にすることによって事実を俯瞰して見つめなおす。
事象を吐き出すことによって、負の感情を捨てる。そしてその事象で笑うことによって、正の感情を生み出す。
そうしてバロメーターを戻す
こんな方法が有効だと思う。