心がある
金がなく、愛がなくても心がある。
先日和佐大輔さんのセミナーに参加してきました。
主には、講義をして、ワークをして、という内容でした。
家に帰って、恐れていたことがついに起こりました。
代わりに机に置手紙がありました。
「別れてください。一方的でごめんなさい。フェレットの世話ありがとう。今までありがとう。本当にごめんね。さよなら。」
なんとなく、こうなることはわかっていたけど、いざその時になると、意外と心に響きました。
1年近く真剣に付き合って、同棲までして、最後のお別れが、言葉でなくて手紙。
しかも理由も原因もわからない別れ。
思ったより、つらいのは確かです。
珍しく泣きそうになりました。
しばらく呆然としていました。
一年前と同じです。
前の彼女と別れた時も全く同じ感じでした。
でも今回はすぐに立ち直りました。
違うのは、「人」です。
前は、彼女と別れて何もなくなりました。
それ以外、ほとんどといっていいほど親しい人がいなかったので、ぽっかり胸に空いた穴が埋まりませんでした。
もちろん、今回も胸にぽっかり穴が空いたような孤独に襲われましたが、すぐにそんな暇がないくらい、フェイスブック、LINEでのやりとりに追われました。
気が付いたら、振られた事実はそんなに気にならなくなりました。
最近、考えたことなのですが、
「事実は変えられないけど、現実は変えられる。だから現実を変えるように努力する」
という風に考えました。
今回で言うと、別れの手紙があったというのは「事実」変えられません。それに、「つらい」とか、「さみしい」とか感じたり、はたまた何も感じないかは、「現実」自分の意志で変えられます。
だから、僕は今回の失恋という事実で、現実を「後退」から「前進」に変えなくてはなりません。
僕にはお金はありません。今回の引っ越しのドタバタでかなり苦しいです。
付き合っている彼女はこれでいなくなりました。
でも「仕事を通じて相手に何かを与えられるようになりたい」という心は変わりません。
今回の経験で学んだことは、何もなくても心だけはなくしてはいけない、ということです。
本当にありがたいことに、今回の件を誰かに言ったわけではありませんが、こうして、様々な方々とやり取りできるのは、救いです。
ネットの普及は危険性だけでなく繋がりも広げてくれたのだと改めて感じます。
今、「仕事を通じて相手に何かを与えられるようになりたい」という心はあっても具体的な行動は見えてません。
とにかく、今の仕事でお客様、スタッフに全力で「与える」ことを意識して、同時に様々な人の考えや行動に触れて、仕事を学び、自分の可能性を広げていこうと思います。