『引き出す技術』
こんにちは(^^)
八王子ケンジです。
先ほどの投稿の続きを書きます。
先ほどの投稿はこちらからどうぞ(^^)
人間は、
『ただ聴いてもらいたいだけ』
という面が大いにあります。
あなたは、誰かから相談を受けた時。
『アドバイスをしようと』
躍起になったりしていませんか??
よく言われることではありますが、
人は、人に相談する時点で、
実は解決策を自分の中で持っている可能性があります。
そして、その解決策を誰かに後押ししてもらいたいだけかもしれないんです。
でも。
『相談を受ける』
っていうのは、受ける側からすると、
『頼られている』
と感じるので、つい、何かを言ってあげたくなってしまいます。
あなたはどうですか???
人から相談を受けた時、
何かを言ってあげたくなったりしませんか??
逆に。
自分が人に何かを相談する時。
『聴いてくれる相手が話してばっかりで、相談する側であるこっちがほとんど話ができなかった。』
なんてこと、ありませんか??
僕は結構、そういうこと多かったんですl。
特に。飲食店店長時代はその傾向が顕著にありました。
初めての飲食店経験。
初めての店長経験。
ということで結構、悩んだり、苦しんだりすることが多くありました。
相談できるのは、社内では上司くらいのみ。
でも。
時間を割いて、相談を聴いてくれるには聴いてくれるんですけど、
1割くらいこっちの話を聴いて、残りの9割は相手が話してばかりで終わり。
結局こっちはほとんど話をせずに終わった。
なんてこと、結構ありました。
あなたはそんな経験、ありませんか??
『相手が全然自分の話を聴いてくれなかった。』
とか、
逆に、
『相談を受けたけど、こっちが話してばかりで、相手の話を殆ど聴かずに終わった。』
なんてこと。
今回は、仕事においてのコミュニケーションを例にとっていますが、
一般的なコミュニケーションにおいても同じことが言えます。
初対面の人同士のコミュニケーションにおいて、
話し上手の人であれば、相手の話をちょっと聴いて、
大いに場を持ちあげることができるかもしれません。
ただ、基本的には、やっぱり、相当話が上手でない限りは、
『自分の話ばかりする人』
よりも、
『興味を持って、うまい具合に自分の話を引き出してくれる人』
の方が話しやすいですよね。
『会話』
っていうのはそういう意味で言えば、
『話す』
『聴く』
っていうのとは別に、
『引き出す』
っていうことが重要なのかもしれません。
『聴く』っていうことと、
『引き出す』っていうのは、
似て非なる技術です。
『引き出す』
っていうことがいかにうまくてきるかが、
会話を盛り上げる最大のコツとなります。
逆にいくら、
『聴く』
ことができても、相手が
『本当に話したいこと』
『話していて楽しいこと』
でなければ、意味がありません。
日常会話、
初対面の会話、
仕事でのコミュニケーション。
どれにおいても、
『話す』
『聴く』
よりも、更に大事なのは、
『引き出す技術』
です。
それは相手の話したいこと、
相手が悩んでいること、苦しんでいること、
悲しんでいること、嬉しいこと、楽しいことです。
それらを、
『引き出すこと』
が会話において、コミュニケーションにおいて、
最も大切な技術になります。
もし、あなたが、
『人とのコミュニケーション』
がうまくいかない。
『相談を受けた時、ついこっちばっかり話してしまう』
というのであれば、
『聴く』のではなくて、
『話す』のでもなくて、
『引き出すこと』
これを意識すると、相手との、
会話も関係性もきっと変わってくるはずですよ(^^)
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
感想、ご質問等がございましたら、
お気軽にコメントをどうぞ(^^)